星を駆ける列車の窓辺

主に好きなアニメ、ゲームについて書いていきます。

FF15 エピソードイグニス ネタバレ感想

f:id:codomo5:20171215132008j:image 

FF15ダウンロードコンテンツ

エピソードイグニスをプレイした感想を述べたいと思います!

今回のDLCは、他の2つ以上に大変満足しました!流石1年間作ってただけありましたね。

本編の空白が大分埋まって、完成に近くなってきました。頑張れ!FF15!もう少しで完成するぞw!

今後のDLCにも大期待です!!

あと、今までのDLC(エピグラ・エピプロ・エピイグ・戦友)を含めた状態で本編を流れでプレイ出来るようにアプデをお願いします!開発さんm(__)m

きっとやってくれると思って、待ちます。

 

ではエピソードイグニスのネタバレ感想です。

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

僕は、イグニスが「ノクトの幸せ」をどのように考えたかによって、今回のマルチエンドに分岐したんだと思っています。

 

使命の為に父が亡くなり、王の剣が亡くなり、ルーナが亡くなった。


それは、ノクトにとって使命の重さを再確認させる出来事だったと同時に、使命を全うする事こそが自身の願いだと考える後押しになりました。
特にルーナへの思いは大きな後押しとなしました。それは、アプデ後の追加シーンで「ルーナ。俺やるよ。約束する」と想いを呟いている描写でみてとれます。

 

プライナが幻覚を見せた時点では、将来ノクトがどんな想いに至り使命を果たすのかイグニスには分からない。
だから本編で、「決めるのはノクトだ」という事を常々言い、使命とは何か、幸せとは何か、を考える時間をノクトに与えていたんだと思います。

 

そして使命の決心をしたノクトは最後に死ぬ事になります。
しかし、死後の不可視世界でノクトはルーナと結婚して幸せになれた。

 

どうして死ぬ事が幸せなのか。と思う人もいるかもしれません。


でも、自ら決心した使命を全うし、ルーナを不可視世界に1人にせず、ルーナを愛しルーナに愛される者として隣で幸せに笑う結末は、2人とイオスの星とそこに住む人間にとっての幸せなのではないでしょうか。

 

イグニスはノクト自身にノクトの使命を考えさせ、何が幸せなのかをノクト自身に考えさせた。
「ノクトの幸せ」とは、ノクトが自ら考える結果なのだと。

それが本編のエンディングであったと思います。

 

一方のIFエンド。
こちらでは、「ノクトを犠牲にはさせない」というイグニスの決断によってイグニスが負傷してしまいます。そして仲間の危機によってノクトは本編とは違う経緯で使命を全うする決意をします。

 

実は、このイグニスの行動は「ノクト自身が考える使命と幸せ」を考慮した決断ではありません。
イグニスが一方的に下した行動であり、自分本位な決断なのです。
結果、ノクトは生存することになります。が、その隣にルーナの姿はありません。
イグニスは、ノクトの幸せの形から「ルーナの隣で微笑む事」の選択肢を、結果的に奪ってしまったのです。

 

ノクトの幸せの選択をイグニスが導く話。

それがIFのエンディングなのです。


正に「イグニスの決断が主人公の想いに作用する」という、キャラクターDLC然とした内容ですね!

 

生きている方が幸せ。
死んでも恋人の隣で笑う方が幸せ。
仲間といた方が幸せ。

様々な幸せの形。

様々な考え方を尊重し、認め合う。
それが本編の物語の終わり方であり、それ故にIFエンドも生きてくる。

なんて綺麗な本編とIFの相互性ではないでしょうか。